
天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第4章 ~クリスマス~
ミートローフに、リースの形に彩られたポテトサラダ。あったかそうなシチューがテーブルに並んだ。
凛音はお世辞抜きで料理が上手い。
共働きの母さんに変わりよく作っている。家事もしっかり手伝う、出来た妹だと感心する。
いい嫁になるんだろうな。
やや、子供っぽい性格をしているが、家事も出来て、エロい嫁と言うのはある意味最強じゃないか?
それを喜んでいいのやら、悲しいと思うのか。微妙だな……
多分だが「娘さんを僕にください」と、言われた父親と似た感覚。
娘はやらんっ! と、問答無用で言いかねない父親だが……
