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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~


「もう、迷わないぞ? 遠慮もしないからな。凛音、俺のものになるか?」

「最初からそう言ってるじゃん」

 凛音はグスっと鼻をすすり、ニコッと微笑んだ。

 誰にも理解してもらえないだろう。
 俺は妹が好きなんだ……凛音を完全な女として見ることはない。

 妹として見れないから好きなわけじゃない。

 ある意味、やっぱり俺は変態なんだろうな。

 妹に欲情するのだから。

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