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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~


 大切な家族、俺が唯一背徳を感じるのは、やっぱり両親のこと。

 ここまで、育ててくれた両親対しての裏切り。俺たちの行為は親を悲しませる。

 そして、この先ずっと笑顔で騙し続ける。

 俺は変態だが、変態にもプライドがある。

 凛音を一生護る、たとえ背徳だろうと、俺の手で凛音をできる限り幸せにしてやる。

 聖いなる夜に背徳の誓い。

 この時、俺は既に自立を考えていた。

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