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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第5章 ~禁断への道~


 腰に手を回し顔を上げ、にこやかに微笑む凛音はバイトの疲れも吹き飛ばす威力を放つ。

 相変わらず、胸元を包み隠さずさらけだす、その少し上にキラリと光る花をモチーフにした装飾が目に映る。


「お兄ちゃん、お風呂はいる?」

「ああ、そうだな」

「じゃあ、一緒にはいろ!」

 俺は、凛音の頭を撫で、

「いや、ひとりで入る」

 笑顔でそう言った。

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