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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第6章 ~今年最後の締めくくり~



「凛音、その格好で行くつもりか?」

「え? ダメ?」

「スカートが短い、コートに殆ど隠れてるじゃないか」


 見るからにエロい腿が黒いタイツに隠れその領域が逆にいつもより顕になっている。

 他人に見せたくない。

 俺のワガママだとわかっているが、こればかりは譲れない。


「えー、お兄ちゃん好みのつもりでオシャレしたのに……お兄ちゃん、太もも好きでしょ?」


 なんで、それを……バレてたのか。
 

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