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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第11章 ~変わってゆく日々~



 しばらく余韻に浸りのんびりした後、遅めの昼食をとる。


「お待たせお兄ちゃん」


 笑顔で運んできたのはオムライス。
 匂いで何となくわかっていたが。


「定番だな」

「へへ、やっぱり?」


 トロトロの半熟玉子のうえにケチャップでハートを描いていた。

 やるだろうなとは思っていたが、実際目の当たりにするとくすぐったい気持ちになる。

 嬉しいような小っ恥ずかしような。


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