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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第1章 ~お兄ちゃん~



「ほんと……よかった」

 ヤバイ……妹と言う事を忘れてしまいそうだ。

 素直に喜ぶ凛音に俺までも何故か嬉しくなってくる。



「なんだ……ヤキモチか?」

 自分の事を棚にあげ、つい訊いてしまう。


「うん……お兄ちゃん、キス上手だから経験があるのかなーって」

 ん? そうなのか?
 理性を失いかけて貪っただけなのだが。


「ねぇ……もっと、したいお兄ちゃん」


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