天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第15章 ~節分~
部屋につくなりベッドに凛音を下ろし、ギシっと軋む音が響く。
そのまま組み敷き凛音の唇を塞ぐ。
ベッドに広がった月夜の光をうけ漆黒に輝く髪を撫で、もうひとつの手は乳房へと下ろす。
胸を揉み上げながら親指で炒りあがった豆を掠める。
「っ……ふぁ」
キスの合間に甘い吐息が洩れ、それすらも呑み込むように何度も唇を重ねた。
執拗にそこだけ攻めていると凜音は弓なりに背中を反らせカラダを捩らせる。
「っはぁ、おに……ちゃ」
欲情に孕んだ瞳で訴え、凛音はモゾモゾと膝頭を擦り合わせた。