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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第2章 ~いけない関係~



「お、にいちゃ……くすぐったいよぉ」

「ん? そっか……やめるか?」

「……うぅ……っ、だめ……ふぁ」

 凛音はその奥を触って欲しいらしい。
 ももを行ったり来たりする、俺の手がもどかしいのだろう。

 声を震わせ、何かを堪える凛音を見てると俺も知らぬそこを触ってみたいが……なんだか、焦らしたくもなる。

「ムズムズするよ……お兄ちゃん」

 凛音の声が、甘ったるく可愛い。
 ……妹に嫌われるのを避けてきたのだが、どうしてか意地悪したくなるな……

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