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陽が当たらない場所で

第3章 硝子の心

健太side*+。


初めて恋をしたのは、
中1の後半。

ロングヘアーの可愛い
女の子だった。
性格は穏やかで、勉強も運動も
出来て、完璧な女の子だった。

いつ、告白しようか。
そんな事を思っていた時だった。


俺の友人が
「好きな女子いる?」
と聞いてきた。

俺は、別にこいつなら言ってもいいと思い
言った。


これが始まりだった。

言わなければ良かった。

いつの間にか、
クラスの奴らが俺の好きな人を
知っていた。


今でも、後悔してる。

「お前、好きだろw?」

なんて馬鹿にしたような
奴も出てきた。

「違げぇよ、バカかwお前」

決まってこのセリフを俺は言う。


もう、やめてくれ……!

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