陽が当たらない場所で
第3章 硝子の心
好きだよ、好きだから
もう、やめてくれ。
耳を塞ぎたくなるような毎日
だった。
1ヶ月、2ヶ月…立つと
俺の話題は小さくなっていった。
中2の秋、
席替えをすることになった。
俺は、心底嬉しかった。
近くにいたあの好きだった女子と離れる!
恋なんてもうごりごりだと
思っていた。
そして、席替えをした。
一番はじっこ。
…目が見えない。
眼鏡をかけたくない俺にとって、
最悪の席だった。
それと、またあの女子と
近かった。
本当に最悪だ。
ど真ん中の席にいる男子が俺のことを
見ていた。
「よぉ。どうだ?」
やけにニヤニヤしてる。
キモいしニヤニヤしてる理由がわかるから
心底腹立つ。
もう、やめてくれ。
耳を塞ぎたくなるような毎日
だった。
1ヶ月、2ヶ月…立つと
俺の話題は小さくなっていった。
中2の秋、
席替えをすることになった。
俺は、心底嬉しかった。
近くにいたあの好きだった女子と離れる!
恋なんてもうごりごりだと
思っていた。
そして、席替えをした。
一番はじっこ。
…目が見えない。
眼鏡をかけたくない俺にとって、
最悪の席だった。
それと、またあの女子と
近かった。
本当に最悪だ。
ど真ん中の席にいる男子が俺のことを
見ていた。
「よぉ。どうだ?」
やけにニヤニヤしてる。
キモいしニヤニヤしてる理由がわかるから
心底腹立つ。