テキストサイズ

俺の秘密

第2章 懇談

「っし!プラモ完成~!」
「何で俺の部屋でやってんだよ!しかも机とかでドア固めてんじゃねぇ!」

まじふざけんなよ…扉壊しちゃったじゃねぇかコンチキショーが…

「てか今日の夜寝れんの?」
「あ?」

何言ってやがる。寝れるに決まってんだろ。俺は人間だぞ。

「今日は寒いぞぉぉ」
「ぁ……」

そーだった。…
俺は口が開いたまま呆然と立ちすくんだ。
今思い出したけど学とか放置してた。やべーやべー。

「学~今日は助かった。もー遅いし帰れよ~」
「この女の子も連れてっていいかー?」
「二人とも気ぃつけてかえれよー」

さっさと帰ってくれ。疲れた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ