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それでも私はここにいる

第95章 ココロとカラダ

私の中の愛は
まるで
水溶き片栗粉
静かにさわると固くって
握ろうとしても
スルスル溶けて
逃げてしまう

愛してる
その事はしっかり固まっているのに
その愛を確かめてみようと掴むと
スルスル逃げる
貴方を愛して無いんじゃないの
自分でもわからない
なんで…
逃げていくのか
嫌じゃない
嫌じゃないの
なのにカラダは逃げてく
苦しくなる

ココロとカラダが繋がらない
ココロが求めても
カラダが求めない
カラダが求めないから
不安になる
カラダが繋がらないから貴方は少しずつ離れていく…

上手くいかない
ココロとカラダ
貴方と一緒にいたいのに
一緒にいられない
私のカラダ


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