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初恋

第4章 授業中って結構眠い

「怒ってもカワイイね(笑)」
「むー!」
「あっ真香ちゃんさ、メアド教えて?」
「そうだね~、うん。いいよ~」

じゃれあう2人に忍び寄る影

*.゚真香・晃太side゚.*

「おーい晃太?」
ドアの向こう側で晃太を呼んだのは
昔からの晃太の友達
晃太の友達もすごいモテる
イケメンだと思う人は多いほうだ
「…真香ちゃん、ちょっと待っててね」
「うん」
少し心配した顔で真香を見る晃太
「晃太ぁ早く来いよ」
「はいはい」
真由香は裕美子に呼ばれ2人喋っていた
「晃太、あれお前の彼女?」
「…違うけど(ドキドキするけど)」
「ちょうど良かった。お前に話たい子がいるんだってさ。ほら」
「あの…長嶋君、あのね…メアド教えて下さい!」
「てかさ、俺君の名前知らないんだけど」
「あっ私、御津 和美です」
「…ふ~ん」
「よ、よろしくお願いします!」
「いいんじゃん?メアドぐらい」
「まあ…いいか…」
「やった☆ありがとうございます!」
そう言って赤外線でおくった
その女子が帰ると
「…さっきのコ、なんかありそうだな」
「…あぁ」
先ほど怪しげな顔を2人は見逃さなかった
「なんかあったら言えよ?」
「あぁ、悪ィな」
「気にすんな(笑)じゃあな」
「うん」
晃太は席に戻りため息をついた
「…どうしたの?」
心配そうに顔を覗いてくる真香に笑顔で
「大丈夫だよ。ありがとう真香ちゃん」
「うん…なんか悩みとかあったら言ってね?」
「うん」



怪しげな影は少しずつ2人へ近づいていく

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