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“さくら”が散る前に…

第2章 彼女の瞳



「うふふっ…あっ!?ちょっと…くすぐったいよ~」



彼女は楽しそうに “何か”とじゃれて遊んでいた


俺が ポカーンと その光景を眺めていたら どうやら彼女に気付かれたみたいで


「きゃっ!」


と 言って数歩後退った


俺はその声で我に返り



「あっ……いや…その……何か ごめん…」


と ついつい頭を下げて謝っていた





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