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残業・メモ子

第40章 帰道



「…俺…大学時代に…

付き合ってた彼女がいてさ…


結婚とか―――――…考えるくらい…惚れてたんだ…」



大島は…ポツリ…ポツリと…



話し始めた――――――…


夜の空は真っ暗だったが…街のネオンが多眩しく…

…強めに輝く星ぐらいしか…みえなかった…


大島は…そんな…質素な空を眺めながら……話し出す…

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