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フロント学園2

第3章 本間先生を追求だ!

唐突な言葉に、健太は動揺していた。
「どういうことだ?
最終的には形になる証拠がいるんじゃ…」
「なぁに。
今回のことは、前回のことのように家族とかだけの問題じゃない。
ニュースでも報道されていたように、かなり公になってるんだ。
だとしたら、警察ももちろん動く。
証拠は、警察が探し出してくれるはずだ。
それよりも、警察がしそうにないことっていうか、先手をうつみたいに
何か今できることはないかな、って思ったんだ。」
「なるほど…。
お前、天才だな。ははは。」
「ははは。」
健太は、雄太の素晴らしい物言いに、少し驚いていた。
自分も何か素晴らしいことをしてみせたかった。

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