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フロント学園2

第4章 二層の事件

家につくと、雄太のお母さんが暖かく迎え入れてくれ、紅茶とケーキを出してくれた。
「お気遣いありがとうございます。」
健太は、この言葉だけは、必ず言いなさいと言われていたので、言うようにしている。
紅茶を飲み、一息つくと話し合いが始まった。
雄太の部屋なので、人目を気にする必要がない。
「なぁ、雄太。
俺、どうなったんだ」
「俺もよく分からないよ。
でも、俺が本間先生を問い詰めた時、本間先生は俺に向かって銃を構えた。
それが怖くて、とっさに近くにあった銃をもち、構えたんだ。
先生の方も色々と調整してて、撃たれると思うと怖くて……。
撃っちまったんだよ。
そのあと、健太が倒れてしまった。
あ、それは俺じゃないぜ!?
そして、俺も何だか眠りについてしまったんだ…」

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