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職員室に行くと、接客担当の先生が出てきた。
「今忙しいんだけど、何か用かな？」
健太と雄太は、忙しい理由が分かっていた。
本間先生が銃で撃たれたということで、びっくりしてあたふたしているに違いない。
だが、例えそうだとしてもどうしても確認しなければいけないことがある。
気にせずに質問をしてみた。
「あの…。
いつも水入れをしている先生って今いますか？」
「ああ…。あの先生ね。
あの先生なら、一週間くらい前に自転車と衝突して、骨折してるの。
だから、今は自宅で教養しているはずよ。
…だけど、その先生に何か用があったの？」
「え、あ、いや…。
確認をとりたいことがあったのですが、自宅にいるということですので大丈夫です。
ありがとうございましたー！」
と言って、部屋を出た。
となると、水を入れた人物は本間先生ということになる。