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フロント学園2

第5章 警察からの追求

「なるほど…。
これはかなり重要な手掛かりになったよ。
君達、協力してくれてありがとうね。
泣いている子、確か雄太くんだったね。
雄太くん、心配はいらないよ。
今の法律では、それは正当防衛と認められているんだ。
それじゃあ、これからも調査頑張ってね!探偵くんたち!えへへ」
『はい、ありがとうございます!
探偵がんばります!ははは』

二人は、署を出ると落ち着いた。
暖かい夏の日差しが当たる中で、二人は近くのベンチに座り込んだ。
「やっと終わったな。
もう大丈夫みたいだぜ」
健太が、まだしょんぼりとしている雄太を元気付けるために、笑顔で言った。
「うん…、ありがとう。
でも、人を撃ってしまったというショックは消えないんだ。」
(雄太…)
健太は心の中で思った。
確かに人を撃ってしまったというショックと悲しみは大きいんだ…。
俺は親友として何もやってあげれない…。
でも雄太、俺はずっとそばにいる!
お前と一緒に。
二人で何でも乗り越えるんだ!

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