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フロント学園2

第5章 警察からの追求

「そうかい…。
それは何とも可哀想な話だ。
胸が痛んだよ。
だが、そういうことであればこちらで上手く対処してあげるから、心配はいらないよ。
ところで、その前の状況…つまり調査することになった理由とかも教えてくれないかな」
雄太は泣いていてとても話ができる状態ではなかったため、健太が答えた。
「はい、えっと。
僕たちが通っている学園でお泊まり会があったんです。
その時、部屋でナイフと銃を見つけました。
本間先生にそれを伝えました。
それっきり、そのことはすっかり忘れていたんですけど…。
ニュースで例の服屋前での事件が報道されたので、思い出したんです。
それで、調査をしようということになったんです。
僕たちは、前学園に時限爆弾がしかけられた時、事件を解決したんです。
なので、調査の許可はもらっていました。」

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