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フロント学園2

第6章 事件の真相

「驚いただろう?
だが、これも全て君たちが協力してくれたおかげだよ。
君たちがいなかっなら、事件はまだ解決していなかったかもしれない。
礼を言う。
それから、それをたたえて君たちには特別な権利を送りたい。
園長からの権利もあるそうだが、警察からの調査権利も送る。
この調査権利は、君たちが自由に調査してよいという権利。
そして、警察などにいくらでも協力を頼めるという権利だ。
2つ用意したから、1つずつ持っていきなさい。」
といって手渡されたのは、
『調査権利【警察から】
藤岡雄太(健太の物には中岡健太)
には、警察から調査権利を与える。』
と書かれた、木の札と紙だった。
「一人につき1つしか発行できないから、大切にしてくれよ。
それから、雄太くん。
君が撃ったことは、正当防衛ということで処理されたからね。
ショックも大きいと思うけど、自分の身を守れたことは立派なことだ」
鈴木さんの言葉はとても暖かかった。

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