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幼馴染

第3章 溢れる想いと怒り

「とりあえず、なんか食べるか…」

基成はそう言ってメニューを開く。

私も、もう一つのメニューを開いて、

何を食べるか決める。


お互い食べるものが決まると、

基成が店員さんに合図をして

オーダーをとってもらっている。

そういうことを何気なくサッと出来ちゃう、

紳士的な態度は、昔も今も変わらない。



私は、アールグレイとチョコケーキを頼んだ。

対して基成は、コーヒーとモンブラン。


お互い少し会話をしながらケーキを口にしていると、



基成の方から、本題に話題を変えた。




「あの時は本当にごめんな?今だってずっと後悔してる…」



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