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紅姫と黒猫の夜

第2章 真実


「あ、ジュダルくん目ぇ覚めたぁ?」

「紅覇…?おいこれどういう事だよ?」

ジュダルは紅覇の寝台の上で目を覚ました。

(は?俺、気を失って…?)

ジュダルはほぼパニック状態だった。

なぜ紅覇の部屋にいるのか。

気絶させたのが紅覇だとしたら、なぜ気絶させる必要があったのか。

どうやって気絶させたのか。

わからないことでいっぱいのジュダルは、疑問を口にする。

「で、俺はなんでここにいるんだ?」

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