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紅姫と黒猫の夜

第4章 接吻


一方ジュダルは。

(やべぇ……俺、紅玉にキス……しかもそれ以上のことしそうになったし……)
 
ジュダルは頭を抱える。

ジュダルも忘れられずにいた。

いや、

(忘れられるわけ、ねぇ………)

紅玉の甘い香りに思わず我慢できなくなって……

(泣いてる、?まぁ、紅玉に限ってそれはねーか。)

なんでもっと理性を保っていられなかったのか。

それが悔やまれる。

好きでもない男にキスされて嬉しがる女なんていない。

悪いことをしたと思う。

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