紅姫と黒猫の夜
第11章 雑談2
覇「でもさーやっぱり、家の血を栄えさせるってのは、大事な訳だしィ…ヤりたいだけヤればいいんじゃない?」
明「こら紅覇!!」
覇「明兄もだよ?炎兄も、白瑛義姉さんも、白龍も、夏黄文も青舜も、好きな人とシて、好きな人の子供を作って、暖かい家庭を作っていければいいんだよ、それで」
にこり、紅覇は笑う。
炎(俺も、いつかは白瑛と)
明(私も、いつかは愛した誰かと)
覇(僕も、いつかは)
瑛(私も、愛せる人と)
龍(モルジアナ殿に、お会いしたくなりました)
青(はぁ……できたら、いいんですけどね)
黄(いつか、もっと地位を得られたら、そんなことがあってもいいな)
それぞれが、思いを馳せる。
ジュダルと紅玉の未来、そして皆の未来が、明るく、暖かい場所でありますように……