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紅姫と黒猫の夜

第14章 婚約


「ジュダルよ、紅玉よ、来たな。……時にジュダル、お前の報告はどうなった?」

ジュダルが何をしようとしているか知らされていない紅玉は、不安にぎゅっと目を瞑る。

そしてジュダルは……















ぱしっ

膝を折り、手を組むと、声を張り上げて言った。

「皇帝陛下。あなたにお願いしたいことがあって参りました。」

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