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本当にあった話

第2章 再会

池田「えりか・・お願いがあるんやけど、仕事手伝って、ほしいんやけど」

えりか「簡単?」

池田「この紙に米、お餅、お赤飯って書いてくれたらいいだけやねんけど」

えりか「家の人に、10時に帰るって言ってるから、連絡いらなあかんわ。」

池田「お母さん?」

えりか「違うよ。今は旦那の上司と暮らしてるから、連絡いらなあかん」

池田「そーなんや、連絡して、いいってokもらったら、書いといて


えりか「わかった。」

池田は誰がに電話をしだした。

池田「あ!ベッドの上でやってや!楽にね」

えりか「はーい」

えりかも電話をしだした。

少し時間がたち、2人の電話が終わった。

えりかはベッドに横になって書き出した。

斎藤さんは何かの仕分けを始めた。

仕事をはじめて、1時間がたった。

えりかはベッドに横になって、真剣に書いていた。

その時、隣の部屋から話声が、えりかは気づいていない。

山本「めっちゃ真剣やなぁ」

えりかに聞こえないよーに小さく喋った。

池田「やろー、あそこまで真剣してくれるの、めっちゃ嬉しいわ!新聞配達辞めさせて、ここに来てもらおうかなって思ってるんだけど」

山本「あかん!」

ちょっと大きい声になって、えりかはビックっとした。

えりか「う?」

えりかはちょっと気になったけど、書き始めた。

斎藤さんは隣の部屋を覗き、山本さんが来てることに、気づいた。

山本「今は一人でも抜けられたら、やばいねん!」

声を小さくした。

池田「そーなんだ!欲しかったなぁ」

山本はまたカーテンごしにえりかを見た。

えりかを一点に見つめている。

池田「なぁ、山本・・」

山本「うん?」

池田「いや、なんでもない」

池田は山本の気持ちに気づいた。

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