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幼馴染みの先輩は・・・

第3章 真実

ー※圭side※ー


・・・腹減った。


今日は、熱があったせいか
ぐっすりと眠っていて
今は、4時を過ぎたところだ。


「兄貴はバイトで、
母さんは同窓会・・・
なんか作っておいてくれても
いいのに。」


俺一応病人・・・


ま、いっか。


兄貴も帰ってくるだろうし


・・・しょうがない、作っておくか。
何か材料、ざいりょ・・・


「母さん・・・材料ぐらい買っとけ
コンチクショー!!」


なんでこんなときに、
冷蔵庫に味噌と海苔しか
入って無いんだよ・・・。


・・・はあ。


外寒そうだな・・・。


グゥーッ


めんどくさいけど、
スーパー行くしかないか。


・・・政宗が、もしかしたら
来るかもしれないし、な。




「フフーンフーフーン~♪」


鼻歌混じりに、スーパーに向かった。


ガンッ


「つっ!!」


後ろから誰かに殴られ、
その衝撃で、気を失った。




・・・痛い。


頭がズキズキする・・・。


あれ・・・声が聞こえる・・・。


聞いたことがある声が・・・


この声は・・・・・・


「透、悟・・・?」

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