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幼馴染みの先輩は・・・

第3章 真実

「いや・・・
必ず言わせてみせっから・・・
覚悟しろ。」


ドキン・・・ー


ニコッと微笑む政宗は、
やっぱりかっこいい。


だから・・・
徐々に鼓動が早くなって、
顔が熱くなる。


「・・・好きだよ、圭。」


「な、何回も
ゆ、言うな・・・バカ・・・ンッ」


いきなり・・・


政宗がいきなりしてきたキスで、
力が抜けてしまった。


「いきなりとか・・・
やめろ・・・っふ・・・んっ」


言葉を遮るように、
蕩けてしまうようなキスを、
何度も何度もした。


「政宗・・・俺さ・・・
好きって言われたって、
多分・・・」


「ダーメ。
圭には、逃げる権利はないから。」


なんで・・・
コイツはこういうところで、
ドSになんだよ。


「だ、だから・・・
俺いくら言われても・・・」


「やってみなきゃ
わかんねぇだろ?
わかんなかったら、
何回でもいってやる。
好き。圭が、大好き。」


なんだよ・・・
なんでそんなこと・・・
俺に言うんだよ・・・。


俺は・・・


「俺は・・・
政宗が好きだよ・・・
でも、どの好きか・・・
俺にもわかんないんだよっ!」


あ・・・
言っちゃった・・・
俺・・・・・・


「これから、わかればいい。」


これ・・・から?


「う・・・ん。」

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