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幼馴染みの先輩は・・・

第4章 文化祭

昼になり、政宗が俺のクラスに迎えにきた。


いつものように屋上へ向かう。




「なー、圭ー。お前んとこ文化祭何やんの?」


「き、喫茶店。」


コスプレだなんて、
口が裂けてもいえないっ!


しかも・・・


「・・・女装だなんて。」


あ、やべ・・・
おい、こいつニヤニヤしてんぞ。


「へー、女装か・・・似合うんじゃね?
お前可愛いし。」


「近い近い近い近い!!
で、政宗んとこはどうなんだよ。
何やんの?」


「執事喫茶。」


・・・マジでか。


政宗執事の格好絶対格好いいよな・・・


「政宗フロアだろ?」


「無理矢理だけどね。
女子によると、俺以上のイケメンはいないらしいぜ(笑)」


まったくコイツは・・・
まあ、正論だけど。


昨日だって女に告られてたしさ・・・


俺は、メガネでさえない奴だし。

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