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幼馴染みの先輩は・・・

第4章 文化祭

目の前には執事の格好をした政宗が立っていた。


「な、なんだてめぇ!!」


負けじと客も言い返してくる。


「ですから・・・」


そう言うと俺を立たせて抱きしめた。


「俺のモンだから触んじゃねーよ。」


・・・え?


俺は訳がわからないまま政宗につれ出された。


「ま、政宗?」


俺たちは空き教室に入った。


カチャンッ


「え、なんで鍵・・・」


「邪魔されたくないから・・・ね?」


政宗は俺の格好をまじまじと見た。


「すげー可愛い。女の子より可愛い。」


「そんな可愛いとか言うなよ・・・。」


さっきの助けてくれて嬉しかった。


お礼言わないと。


「あの、あ、ありがとな。その、助かった。」


顔が熱い・・・


「もう少しで手が出るとこだったよ。」

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