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幼馴染みの先輩は・・・

第4章 文化祭

ー※政宗side※ー


圭から注文を取り裏へ回ると、案の定圭の話題がでていた。


「あのメイド服の子かわいくね?」


「あれ?!あの子2年の長田圭くんじゃない?うわーっ女装似合うー!かわいい!」


・・・あたり前じゃん。


俺の圭だもん。


「失礼致します。お待たせいたしました。ココアでございます。」


「あ、ありがと。」


お、あいつら俺を羨ましそうに見てる(笑)


「フーフーッ・・・うまっ」


くっそかわいい!!フーフーする顔めっちゃかわいい!


「あー、圭猫舌だったけ。もうちょいぬるめのほうがよかった?」


「ううんっ大丈夫。」


なんかメイドと執事のツーショットって(笑)


「あ、もう時間だ。行かないと。ご馳走さま!」


「いえいえ。いってらっしゃいませ。お嬢様。」


あーあ・・・行っちゃった。


「なあなあ政宗。あの2年とどういう関係だよ!」


「幼馴染みだよ。」


ホントは恋人ですけど?(笑)


「いーなー。あんな幼馴染み欲しい。」


「羨め羨め(笑)」


お前らにやるかよ、ばぁか。


「男でも恋人にしてーわ(笑)」


「・・・接客戻るぞ、あほ。」


冗談でも言うんじゃねえよ。


圭は俺のモンだ。

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