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いまでも…

第1章 2人の出会い



彼はもの凄いスピ-ドで走らせた…。


怖い怖い怖い!

ぎゅっと彼のブレザ-を掴んだ*


桜木高校に着くのはあっという間だった。

「着いたぞ!」

そう言い、学校の門の前にバイクを止めた。

「ありがとうございました」と下を向きながら言った。
ありがとうは相手の顔を見て言うんだっけ?

でも、恥ずかしくて…

「おう!じゃ俺バイク止めてくから先行け…またな!」


そう言うと彼はバイクを止めに去って行った。


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