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ふと、シンの方を向くと頬杖をつきながらこっちを見ている。




｢……なんか見てるぞ｣


｢ああ……なんだあいつ…｣





そしてシンはよくわからないけど、


殺人級にカッコイイ笑顔で笑った







────その時







【１年Ｃ組 日向 心

至急職員室へ。繰り返す １年Ｃ───】




校内放送が学校中に響きわたる。



日向 心 の名前に反応したクラス中の奴等は一斉にシンを見た。



シンはまるで呼ばれる事がわかっていたかのように立ち上がり教室を出て行った。






……嫌な予感がする






それはコウも俺も感じていたことだった。