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I'll protect you.

第36章 犠牲



授業中も休み時間も、クラスの人達は私を見る度シン君の話を思い出したかのように話している。



それでも、いつものお昼メンは、シン君の人柄をよく知っているため、そんなことないと批判する人達に反論してくれて……



……シン君はやっぱり人気者だなって思う



みんなから信頼されてるなって……






「あれ、停学になった日向の彼女らしいぜ」


「あの子知ってるー。

俺の友達がずっと可愛い可愛いって騒いでた子だー」


「彼女いるのにあんなことしてな……」





……うるさい




シン君のこと何も知らないくせに……





『シン君のこと悪く言わないでよ!!!』




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