
ショートラブストーリー
第5章 遥(はるか)
「嫌い…じゃないよ」
池上くんの顔が見れなくて、うつむいてしまう。
私の答え方も、ズルいよね。でも…
「好きです。水沢さん」
池上くんの腕の中で甘い言葉を囁かれて。
展開早すぎて、思考能力が限界振りきってる。
「遥さん。はるか。はるかは?好き?」
耳元で名前を囁かれて。吐息が耳をくすぐり、ゾクリと背中がざわついた。
「ふぁ…っ!!」
思わず声が漏れた。恥ずかしくて口元を手で隠す。
「耳真っ赤。可愛い」
池上くんは私の髪を耳に掛けると、ぺろっと舐めた。
ビクッと反応してしまう私。
池上くんは私を抱き締めて動きを封じ込めると、耳の縁を舌先で辿るように動かし、耳たぶを唇で噛んだ。
「んっ…ふっ…ぁんんっ!!」
刺激から逃れるために、池上くんの腕をぎゅっと掴む。
「耳弱いんだ」
クスッと笑って、ちゅっ、と耳にキスをしてくる。
「やあ…っ!!ま、待って!!」
池上くんは動きを止めて、私を見つめた。
「嫌ですか…?」
「そうじゃなくて…」
展開が早すぎてついていけないの!!
いいよどむ私に、池上くんは
「嫌じゃないなら、いいですよね」
私の顎を上に押し上げると、唇を寄せた。
柔らかい感触。角度を変えながら何度も繰り返される甘いキスに、私はいつしか目を閉じていた。
だんだんと深くなっていくキスに体の力が抜けていって、私はすがりつくように池上くんの首に腕を回した。
「んんっ…ん…はぁ…っ」
舌の絡み合う音と、吐息に混じる喘ぎ声が部屋に響く。
私を抱き締める力が強くなり、息苦しさも合わせて吐息がより激しくなった。
池上くんの顔が見れなくて、うつむいてしまう。
私の答え方も、ズルいよね。でも…
「好きです。水沢さん」
池上くんの腕の中で甘い言葉を囁かれて。
展開早すぎて、思考能力が限界振りきってる。
「遥さん。はるか。はるかは?好き?」
耳元で名前を囁かれて。吐息が耳をくすぐり、ゾクリと背中がざわついた。
「ふぁ…っ!!」
思わず声が漏れた。恥ずかしくて口元を手で隠す。
「耳真っ赤。可愛い」
池上くんは私の髪を耳に掛けると、ぺろっと舐めた。
ビクッと反応してしまう私。
池上くんは私を抱き締めて動きを封じ込めると、耳の縁を舌先で辿るように動かし、耳たぶを唇で噛んだ。
「んっ…ふっ…ぁんんっ!!」
刺激から逃れるために、池上くんの腕をぎゅっと掴む。
「耳弱いんだ」
クスッと笑って、ちゅっ、と耳にキスをしてくる。
「やあ…っ!!ま、待って!!」
池上くんは動きを止めて、私を見つめた。
「嫌ですか…?」
「そうじゃなくて…」
展開が早すぎてついていけないの!!
いいよどむ私に、池上くんは
「嫌じゃないなら、いいですよね」
私の顎を上に押し上げると、唇を寄せた。
柔らかい感触。角度を変えながら何度も繰り返される甘いキスに、私はいつしか目を閉じていた。
だんだんと深くなっていくキスに体の力が抜けていって、私はすがりつくように池上くんの首に腕を回した。
「んんっ…ん…はぁ…っ」
舌の絡み合う音と、吐息に混じる喘ぎ声が部屋に響く。
私を抱き締める力が強くなり、息苦しさも合わせて吐息がより激しくなった。
