
ショートラブストーリー
第5章 遥(はるか)
「はるか。好きだよ」
「…知ってる」
「はるか、ずるい。好きだって言えよ」
両手で頬を包まれて、顔を覗き込まれる。
照れたような、怒ってるような…大好きな池上くんの顔が近くにあって。
私は自分から触れるだけのキスをした。
「好き」
ふふっと笑うと、池上くんの顔が真っ赤になって、視線をさまよわせた。
「…無自覚だろうから恐えぇよ」
「ん!?何?」
聞き取れず、首をかしげる。
そんな私に、池上くんが噛みつくような激しいキスを仕掛けてきた。
「んっ…ふっ…んんっ」
さっきより深く味わうような動きで口の中を蹂躙されて、私は立っているのがやっとで。
池上くんは意地悪な笑みを浮かべると
「煽ったのはそっちだからね」
ブラウスの裾から手が入ってくる。
指先で脇腹をさすられ、びくりと震える私。
池上くんがふっと笑うと、ブラごと大きな手のひらで胸を揉んできた。
「あっ!!あんっ!!やぁんっ」
一歩後ろに下がろうとして、力が抜けてその場に座り込んでしまう。
池上くんも私を支えたまま、床に膝をついていて。
そのまま押し倒されて、ブラウスのボタンを外された。
「ねぇ、待って……ここで?」
「嫌?部屋行く?」
首筋に唇這わせながら聞いてくる。
「んぁっ!!…今度は、ほんとに…んっ…シャワー浴びたい…」
息の上がった私を見下ろし、池上くんはニヤリと笑うと
「わかった。…じゃ、行こ」
そう言って私を抱き上げると、浴室へ向かった。
「…知ってる」
「はるか、ずるい。好きだって言えよ」
両手で頬を包まれて、顔を覗き込まれる。
照れたような、怒ってるような…大好きな池上くんの顔が近くにあって。
私は自分から触れるだけのキスをした。
「好き」
ふふっと笑うと、池上くんの顔が真っ赤になって、視線をさまよわせた。
「…無自覚だろうから恐えぇよ」
「ん!?何?」
聞き取れず、首をかしげる。
そんな私に、池上くんが噛みつくような激しいキスを仕掛けてきた。
「んっ…ふっ…んんっ」
さっきより深く味わうような動きで口の中を蹂躙されて、私は立っているのがやっとで。
池上くんは意地悪な笑みを浮かべると
「煽ったのはそっちだからね」
ブラウスの裾から手が入ってくる。
指先で脇腹をさすられ、びくりと震える私。
池上くんがふっと笑うと、ブラごと大きな手のひらで胸を揉んできた。
「あっ!!あんっ!!やぁんっ」
一歩後ろに下がろうとして、力が抜けてその場に座り込んでしまう。
池上くんも私を支えたまま、床に膝をついていて。
そのまま押し倒されて、ブラウスのボタンを外された。
「ねぇ、待って……ここで?」
「嫌?部屋行く?」
首筋に唇這わせながら聞いてくる。
「んぁっ!!…今度は、ほんとに…んっ…シャワー浴びたい…」
息の上がった私を見下ろし、池上くんはニヤリと笑うと
「わかった。…じゃ、行こ」
そう言って私を抱き上げると、浴室へ向かった。
