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君がくれた愛

第2章 恋心

琴「もしもし…」

ニ「夜遅くにごめんね
二宮だけど」

琴「ニ、ニノ!!」

ニ「ひさしぶり
元気にしてた?」

琴「う、うん!
元気だよ!!」

ニ「…ねぇ」

琴「な、なに?」

二「もしかして泣いてた?」

琴「え…?」

二「なんか、声変だし元気なくない?」

琴「げ、元気だよ!!
全然、元気…」

二「どうした?
大丈夫か?」

琴「…」

ニ「琴乃
今から、そっち行くから
待ってて
大丈夫だから」

琴「うん…」

なぜか、私は電話に出た瞬間に悲しくなってしまったのだ
それを、ニノにばれないようにって思って無理して笑ってたけど、ニノにはばれちゃう…
私は、1人で小さくなって声を押し殺しながら泣いてニノを待っていた

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