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君がくれた愛

第2章 恋心

ピンポーン
琴「二宮さん…?」

私は、ドアを開けた。

二「琴乃…。」.

二宮さんは、すごく息切れをしていた。

ほんとに、急いで来てくれたんだ…。
とりあえず、中に入ってもらおう。

琴「中に入って…。」

二「ありがとう。」

二宮さんをリビングに案内した。
二人の間には沈黙があった。
先に、口を開いたのは二宮さんだった。

二「琴乃、大丈夫か?
なんで、泣いてたんだ?」

琴「…。」

二「琴乃…?」

琴「私、高校1年のとき付き合ってた人がいたの。
その人と付き合うまで恋愛とかしたことなくて、初めて好きになった人で初めて付き合った人だった。
本当に好きで、大好きだった。
でも、キスとかその先のこともしたことがなくて、正直するのが怖かった。
彼はきっと、キスとかしたかったんだとおもう。
でも、私は何度も拒んでいたの。
でも、1年の記念日にキスをしたの。
もう、大丈夫だって思ったから。
すごく優しいキスだった。
その瞬間に
私って大事にされてるんだ。
って思ったの。
でも、ある日彼が急変したの。
その日は、私が彼の家に遊びに行った日だったの。
急に彼が押し倒して来たの。
私は、びっくりしたのと恐怖で彼を叩いてしまった。
その瞬間に、彼が

彼「てめぇ…。
こっちは、1年以上付き合っててキスしかしてねぇんだぞ!!
大事にしてやったんだから、もういいだろ!!!」

って言って、私を縛り付けて、私の服を破りだしたの。
私は、何度もやめてって言ったの。
でも、やめてくれなくて恐怖でいっぱいだった。
結局、むりやり最後までやられた。
それが、トラウマになって男の人に恋することができなくなった。
恋することはできても、私は汚いから一線を越えてはだめだと自分を縛り付けてた。
それから、毎日悪夢として蘇るようになったの。
毎日辛くて辛くて仕方がなかった。
でも、だいぶ落ち着いて来てもう大丈夫かなって思ったの。
でも、最近になってまた蘇るようになった。
さっきもうたた寝してたら蘇っちゃって…。
こんなことで泣いてごめんね…笑
もう、大丈夫だから…!」

二「…。」

琴「二宮さん…?」

*切ります!*

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