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君がくれた愛

第2章 恋心

ぎゅ…!!

琴「に、二宮さん!?」

二「なんで笑ってんだよ…!!
こんなことじゃねぇだろ…!!
笑うなよ…。」

琴「二宮さん…。」

二「俺は二宮さんじゃない。
和成だよ。」

琴「和也…。」

二「琴乃…。
辛かったら、言えよ。
俺は、琴乃が大事だから。
だから、辛かったら言え。
すぐにでも、お前のそばに飛んでくるから。
俺がずっとそばにいてやるから…。」

琴「和也…。
だめ、涙出て来ちゃうよ…。」

二「いいよ。
今は、たくさん泣け。
俺がずっとそばにいるから。」

琴「和也…。
ありがとう…。」

私は、それからずっと和也の腕の中で泣いていた。

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