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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

〜戸塚 side〜

「おい!終わったか?」

「あー、はいはい!来ていいわよ!」

試着室の前に呼ばれる。

「紗江ちゃんと話すの楽しくて、あんたのこと、忘れてたわ」

あははと高笑いをすると、カーテンに顔をつっこむ。

「では、オープーン!」

カーテンが開く。

「…っ」

薄い黄色の長いワンピースは紗江さんのはっきりとした顔立ちにあっていた。

上からビンテージジーンズのジャケットを羽織っていて、カジュアルで俺の好きな格好だ。

「かわいいでしょ? ちょっと、春樹とおそろいっぽくなっちゃったけど…」

うつむいた顔は赤く染まっていた。

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