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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

『おいしい!』

パンケーキのおいしさに思わず、顔がほころぶ。

ふと、戸塚を見ると、あたしの顔をまじまじと見ていた。

『何?』

「クリーム、ついてます」

『へ?』

口の端をきれいな長い指でなぞられる。

ぞくっ

そのまま、戸塚はクリームのついた指先を口へ運んだ。

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