俺の好きな人
第3章 真琴の過去
俺はアイツに話すべきだろうか.....
俺が昔.......いや....やめとこう。
少しずつ距離をおこう。
その方がずっと楽だ!!!!
アイツはまだ寝てる。
幸せそうな寝顔だ。何不自由なく育ったんだろうな。
俺もお前のようになりたいよ.......
お前が兄貴だったらよかっただろうな!俺は施設で育った。兄貴はいた
最低な兄貴だったけど.......
俺も寝よう!
いい夢見られますように!
そのまま布団に入り眠りについた.....
その日俺は昔の夢を見た。
そう、悲しい夢を...忘れていたあの事件を........
俺は柄にもなく夜泣きしていた。