俺の好きな人
第15章 真琴と直樹の思い
ーーーー瀬戸目線ーーーーー
俺は真琴の席を見る。
今日も居ない。
欠席にはなっていないらしい。
なぁ、兄貴と何があったんだ?
なんで俺の前から消えた?
わかんねぇーよ!!
気分が悪い。
俺は保健室で休むことにした。
保健室の先生は出張で居ないみたいだからあいているベッドで寝ることにした。
ん?
誰か居るのか?
俺はなんとなく見てみようと思った。
おそるおそるカーテンを開けた。
「.....真琴......なんで?.....」
俺は真琴の頭を優しく撫でた。