〜Strawberry JAM〜
第5章 天羽真琴
「わかります!あそこ本当に鳥肌立ちました!」
『ですよね!僕もそうでした!』
「まさか一人で乗り込むとは思わなかったですよねぇ!」
お昼ご飯を食べに行った席で
私たちは映画の話で盛り上がっていた。
『こうして2人でじっくり話すことって
なかなか無かったので、成瀬さんもこの映画
好きだとは思いませんでした。』
「本当ですね!あ、でも私まだ最新作見てないんですよ。
先月DVD出たみたいですけど、忙しかったから
なかなか見る時間取れなくて…。」
『え、そうなんですか?実は僕もまだ見てなくて
DVD出たら買おうと思ってたんですよ。
もし良かったらこのあとDVD買ってって
うちで見ません?』
「いいんですか?」
『もちろん!こんなにこの映画で話が合う人
なかなか居ないので是非一緒に見ましょう。』
こうして天羽さんと意気投合した私は
帰りにショップに立ち寄り
天羽さんのマンションへ向かった。
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