
〜Strawberry JAM〜
第7章 お仕置き
『こっちのスタジオからテレビ局まで30分で
移動、準備は無理だろ!
もっと早く言えよ。』
「すみません!向こうの撮影も押してて
こんなギリギリになるはずじゃなくて…。」
『いいから車ブッ飛ばせ!!』
この日は3人一緒の撮影のあと
テレビの仕事があった。
しかし、前の仕事が押して早く切り上げなかったばっかりに
時間が迫り、運転手の私は矢神さんに責められながら
急いでテレビ局へ向かった。
『忙しいのはありがたいことですが…
時間の調節も仕事のうちですよ。』
「はい、、申し訳ありません。」
『もう、ここでいくら叱っても時間は迫るんだから
お説教はあとであとで!
りさちゃんは運転に集中!』
「はい!」
矢神さんと天羽さんに叱られていた所を
絢斗くんにフォローされながら
私は急いで車を走らせた。
