
〜Strawberry JAM〜
第7章 お仕置き
「では私、そろそろ帰ります。」
洗い物を済ませ、
念のため作った矢神さんの分を冷蔵庫にしまい
私は帰り支度をしていた。
天羽さんは自室へ戻り、
リビングには絢斗くん一人がテレビを観ていた。
『帰っちゃうの?』
「はい…ここに居たらみなさんのプライベートな時間を
侵害してしまっているようですし。」
『えーまだデザートタイムが残ってるんだけどなー。』
ーぐっ!
そう言った絢斗くんは私の腕を引き
自分の胸な抱え込んだ。
「あ、絢斗くん??」
『美味しそうなのみーっけ☆』
ースルッ。
そのまま絢斗くんの右手は
私の衣服に滑り込み
膨らんだ胸を弄った。
「絢斗くんっ!だめ…。
天羽さん向こうにいるんですよ…。」
いくら広いマンションとはいえ同じ空間。
いつ天羽さんが出てきてもおかしくない。
『だーいじょぶだよ☆』
そんな私の焦りを物ともせず
絢斗くんはいつものように笑った。
