不良の道
第4章 兄貴と…
[んっ…]
軽く触れるだけのキス
あまりの優しさに声をあげる事も
抵抗する事も出来なかった
吉野の時とは違う優しいキス
ただ触れ合うだけのキス
こんなにも違う
なんて……優しいのだろう…
兄貴の唇が離れていく
俺はビックリしていて、
どうしたらいいのか分からずにいた
キスされた事に驚いていて
あんなに…優しいキスをされると
逆に何て言えばいいか………
さっきから
心臓の音がうるさい
ドキドキとなる心臓は
まるで誰かに支配されてる見たいで
目の前にいる兄貴に………
ときめいている見たいだった…