不良の道
第5章 出会いは突然に
[ドンっ!]
ビクっ!撃たれた!
って、あれ?
痛くないんですけど…
[なんちゃって…
ビックリした?これさ玩具なんだよね。]
[お、玩具?何でそんなもん持ってるだよ…てか!ここ俺の部屋なんですけど…]
俺より少し高い男がヘラヘラと笑っていた。
何より、男の髪は金髪で光ってて眩しい…
それに怪しい奴だった。
勝手に人の部屋に入り込んで、玩具の銃まで使って遊びやがって…
[え?誰かの弟さんじゃないの?君、中学生でしょ?]
[………………]
こいつ…ムカつく!!